最近はフィンテックという言葉がブームとなっている。それと同時に、ビットコインの話題がよく分からない人が殆どと思われるが、よくニュースに出てくる。数年前に破綻したマウントゴックスの事例など、聞いたことがある人が多いのではないだろうか?2017年5月29日、興味深いニュースが流れてきた。

(以下引用)

4月に登録業者以外による仮想通貨の売買を禁じる改正資金決済法が施行されたことで、国内ではビットコインの導入が進んでいる。同社とANAホールディングス子会社の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは22日、ビットコインで航空券などの購入を可能にする決済システムを年末までに導入すると発表。家電量販大手のビックカメラも4月に都内2店舗でビットコインの決済サービスを開始している。(中略)

小田氏によると、ビットコイン保有のほとんどが投資目的で、実際の買い物での決済利用はまだ少ないのが現状。国内には10カ所のビットコイン取引所があり、昨年3月に開設したビットポイントは後発組だ。国内全体では約30万人が口座を開設しており、取引額は1日当たり約100億円から150億円規模で推移しているという。リミックスポイントの株価は29日、午前の取引で値幅制限いっぱいのストップ高となる場面が何度かあった。午前の終値は前週末比18%高の639円。出来高、売買高はそれぞれ東証マザーズ市場で首位、値上がり率は2位となっている。

参考記事:コンビニでビットコイン決済、国内で数十万店舗の可能性も ブルームバーグ 2017年5月29日

同社は、更に、株主に対してビットコインを付与するという。参考記事:リミックス、株主にビットコイン配布 400万円相当、口座開設促す 日本経済新聞 2017年6月2日

いよいよ、日本においてもビットコインが使えるようになる、という話である。しかしその前にビットコインとは何か?よく分からない人も多いだろう。可能な限り省略して説明を試みる。尚、株式やFX取引の経験者で解説はどうでもいい!とにかくBitcoinをやってみたい、という人は以下のリンクから口座開設して実際に取引してみることが手っ取り早いだろう。

BITPOINT

Zaif

みんなのビットコイン

QUOINEX

bitFlyer

Fisco仮想通貨取引所

Coincheck

金融とITを融合したテクノロジーの総称がフィンテックで、その一番分かり易い事例が仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」である。そのビットコインが我々にとってのフィンテックである。

普通の通貨と違って、ビットコインのような仮想通貨は改竄(かいざん)が容易であるため、それをさせないための手法がブロックチェーン技術とマイニングである。ブロックチェーンがデジタル帳簿のようなもので、個々のビットコインの取引の履歴(ノンスが含まれたハッシュ値とノンスと呼ばれる膨大な文字列)が預金通帳のように含まれたもの。マイニングとはminingの名の通り鉱山を掘る、から来ており、大勢の参加者のうち、そのハッシュ値に含まれる「ノンス」を当てると、そのビットコインが本物だと証明される仕組で、第一発見者(最初にノンスを当てた人に)一定の報酬が行く仕組となっている。

出典:苫米地英人(2017) 『仮想通貨とフィンテック』 サイゾー 93pp.

要は、ブロックチェーンなる技術に基づくデジタル帳簿があって、それがそれの正否を大勢のマイナーと呼ばれる人達が証明(計算=マイニング)に参加することで、正しさを担保しているのがビットコインである。ビットコインは普通の株式やFX同様に市場で取引され、価格が変動する仕組となっている。

ではここから具体論に入る。これを日本において実感するためには、まずは、ビットコインの口座を作ることしか方法がない。(自国の通貨に圧倒的な信用力がある日本において、ビットコインが今の所は自然に普及しないため。中国人は自国の通貨をあまり信用しておらず、いつ規制されるかもしれない元を持つよりビットコインを持とうという流れになっている。他の新興国でも同様だろう。)

先程あげたリンクが、私が調べた限り日本の法人、日本人が運営しているBITCOINの取引所である。キャッシュバックキャンペーンもやっているようなので、(株やFXの経験がある方であれば積極的に)口座開設してみればいかがだろうか?

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